九州管区警察広域緊急援助隊合同訓練にいってきました。
僕とクリフは3月の認定試験を受けていないので今回は見学です。
各県から警察、消防、自衛隊が参加しています。
凄い人数です。
本部のテント。
真ん中が対策室、左がDMAT、
右が通信室になります。
九州救助犬の隊長Sさんが、現場での救助犬たちの状況を随時確認し対策室に伝えます。
対策本部は、
- 現地指揮所長
- 計画策定班
- 報告記録班
- 調整班
と分かれており、
災害の時系列、現場地図、現場状況など、リアルタイムに書かれたホワイトボードを見ながら指示を出していきます。
各現場を見学してまわります。
土石流を想定した現場。
常に「誰かいませんか?」と声をかけながらの捜索。
各現場には通信基地があり本部と密に連絡を取り合っています。
通信ラインが切れたことを考えると怖いです。
アパートや一軒家が土石流に埋没したことを想定した現場。
やはり人海戦術で掘り起こしていきます。
ここで突然、訓練の地震速報が入り、救助隊員たちは一時避難。
そして、新しい被災現場が出現。
実践と同じ想定で訓練が進みます。
建屋を想定したセット。
ダミーではなく、本物の人間が要救助者になっています。
本物の人だとすごい緊張感があります。
1時間半ほどで訓練は終わり閉会式。
今回、救助犬は3頭参加。
6現場を行ったり来たりで大変だったそうです。
まだまだ救助犬が足りないとのことでした。
今回の見学で全体の流れと雰囲気がだいぶんつかむことが出来ました。
やはり犬とのコミュニケーション維持が非常に大事で大変難しい。
現場の雰囲気だけでなく、ハンドラーの精神状態が犬に影響してしまうので、犬のモチベーションを下げないようにする工夫が必要だと感じました。
知識、体力、経験。。。覚えることがいっぱいですが、クリフといっしょにチャレンジ出来るので非常に燃えます。
3月の認定試験に向けてラストスパートです。